2011年3月31日木曜日

レビュー:ランゴ

ランゴというカメレオンがダートタウンの水不足事件を解決するために
大暴れするウェスタンパロディ!!!

がランゴです、一目でわかるこの作品のすごいとこらはアニメーションのコリですね。こまかーいところまでレンダーしており、今までのCGアニメーションの中で一番綺麗でリアルな作品です。


でもどんなにすごいCGでもやっぱりアバウトなストーリーは隠せません。


ランゴのあらすじ’
今までペットとして飼われていたランゴは急なアクシデントにより砂漠にほうり出された。砂漠に住んでいる生き物は何千年もかけて環境に順応することができたがランゴにはその知識がない、カメレオンなのにまわりに溶け込めないのだ。でもランゴにはペットならでは才能がある、演技だ!
ランゴは近くの町を見つけると自分の演技力を使って町の住人に溶け込むことをした。
みんなが尊敬するなぞの保安官として町に住みついたのだ。
そして町のみんなは尊敬する保安官に水不足事件を解決してほしいのだ!
はたしてランゴはみんなの理想的な保安官を演じきれるのか???



映画のストーリーがなぜあたふたなのか。。。それはランゴ自体のキャラクターがちゃんとできていないからなのです。いつボロが出るか分からないペテン師を演じていいるはずのジョニーデップが後半ではそれを忘れているようです。映画のクライマックスでまたペテン師のほうを強調してしまうので作品の流れが台無しでした。
さらに残念な点はアイディアをあまりにも多く詰め込もうとしているところです。別に悪いアイディアではないのですがひとつのアイディアが発展する前にもうひとつへと飛び移ってしまい、まるで全部の発想を二時間映画のために圧縮したように思えます。




でもストーリーが悪いからって別に映画を楽しめないというわけでもありません。ストーリーのテンポ、ひとつひとつのキャラクター、声優さんの演技(クリント・イーストウッド役の人を除く)、すべたがよくできていて見ている人は絶対つまらなくはならないでしょう。

最終的に私自身はRANGOを見て楽しめましたね。結構大声で笑ったシーンもあれば、「すっげー」と思ったシーンもたくさんありました。ジョニーデップ、CGアニメーション、ウェスタン好きにはお勧めですね。



If you're looking for a well written plot though... you better look somewhere else. May I suggest The King's Speech? 

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